ESXiのバックアップとリストアの備忘録(firmwareConfig.sh コマンド)

はじめに

  • ESXi 標準で用意されている firmwareConfig.sh コマンドを使って ESXi のバックアップおよびリストアをしたいのでやってみた
  • システム領域以外のデータストアのvmdkとかは残したい
  • コンフィグを取って戻すイメージなので、中のデータを消すと消える
  • これ VMware Knowledge Base 見つからなかった

環境

  • OS は VMware ESXi 6.0
  • バックアップリストアの確認にゲストOSは適当に作ってある
  • 操作は Windows10 マシンからTeraTerm と VMware vSphere Client

事前準備

ESXiを導入した環境の準備1

SSH有効/ESXシェル有効/ホスト名設定/ゲストOS作成、などのリストアの確認用に適当な設定を追加した

ESXiを導入した環境の準備2

  • リストア確認用にESXiにSSHログインしルート(/ (root))に適当なファイル作成
  • 念のためゲストマシンのOvfテンプレートをローカルに取得して、データストアにアップロードした

バックアップ

ESXiにSSHログインし、”/sbin/firmwareConfig.sh –backup <保存先dir>” を実行

[root@mnesxi600:/work] /sbin/firmwareConfig.sh --backup /vmfs/volumes/datastore2
Saving current state in /vmfs/volume/datastore2/firmware-backup.39761
Clock updated.
Time: 15:13:00     Date: 11/09/2017   UTC
ConfigBundle: /vmfs/volumes/datastore2/configBundle-mnesxi600.tg

データ保存先は データストア(/vmfs/volumes/<データストア名>)を直接指定できるので便利

ESXi 再インストール(必要なら)

再インストールが必要であれば、バックアップ時のESXi のインストールメディアやバージョンアップやドライバ類を準備する

ESXi のインストールメディアから OS ブートして、データストアを消さないESXi のインストールを選択(Install ESXi, preserve VMFS datastore)

バージョンやドライバのインストールを、バックアップ時と同じ状態にする

ESXi 再インストール後確認(必要なら)

ESXi の再インストール後に vSphere から状態確認したが、仮想マシンのインデックスが外れてインベントリ一覧でゲストが見えない

ついでに SSH 有効化する

データストアは見える状態で、ESXi システム用のみ初期化されている。ゲストOS用とバックアップ用のデータストアは消えていなかった

リストア

ESXiにSSHログインし、”/sbin/firmwareConfig.sh –restore <保存されたconfigBundle-mnesxi600.tgz ファイル>”

コマンドはすぐに終了して、自動的にESXiが再起動される

[root@localhost:~] /sbin/firmwareConfig.sh --restore /vmfs/volumes/datastore2/configBundle-mnesxi600.tgz
Thu Nov  9 16:01:43 UTC 2017
2017-11-09 16:01:43 Copying /tmp/firmware-restore.36344/state.tgz to /bootbank/state.tgz.36344...
[root@localhost:~] (すぐに接続がきれて ESXi が再起動

リストア後の確認

ESXi の設定:ちゃんとリストアされている

ゲストOS:インベントリで見える

ESXi に SSH接続して直下に作っていたファイル:再インストールで消えて、リストアしても戻らない

さいごに

VMware 公式の KB を探そうとしてたが見つからない。相当古いか何かでしょうか…?どなたかご存知でしたら教えてほしい。
画像は貼り付けてみたけどサイズがおかしいのでそのままです。